よもや真話

気になるニュースのことなどをダラダラと

2017年02月

 三鷹ストーカー殺人事件で、高裁判決に対して検察側・弁護側双方が上告しなかったため、懲役22年の判決が確定した。
http://news.livedoor.com/article/detail/12646288/

『女子生徒の両親は代理人を通じ、「懲役22年では軽過ぎる。裁判員裁判だが、司法の判断は普通の人の良識とは懸け離れていると感じる」とするコメントを発表した』

 
手続きに問題があったとして裁判員裁判をやり直すという異例の事態となったこの裁判で、司法に翻弄された遺族の苦しみは計り知れない。一審の裁判に問題があるとして差し戻されたのも、そもそも検察の起訴に問題があったのだと私は思う。起訴内容が「殺人、住居侵入、銃刀法違反」となっていて、脅迫、強要、強姦、ストーカー行為、リベンジポルノ等の被害者が受けたありとあらゆる苦痛に対する罪がひとつも起訴されていないのだ。「殺人、住居侵入、銃刀法違反」これはいったい何の事件の話なんだと言いたくなる。
 起訴状にない罪で裁いた間違った裁判が差し戻されたやり直し裁判では、今度は犯した罪を裁くために必要な罪状を追起訴しておきながら、求刑を無期懲役から懲役25年に減らしてしまったのもおかしい。犯行の残酷さから死刑を求刑してもおかしくないような事件に、求刑の段階から25年の有期刑だとか、なんでそんなことになってしまったのか。

(毎日新聞に載った遺族コメントで理由が分かった)
<2> 最初の第1審の判決について検察官が控訴しなかったこと
最初の第1審で検察官は無期懲役を求刑しながら、懲役22年の判決に対して控訴しませんでした。控訴しなかったため、差し戻し審1審は殺人罪等について懲役22年を変更することはできなくなりました。被害者の立場を十分に代弁し尊重すべき検察に対しては、大変悔しく、残念です。それは自分たちの使命を放棄したとしか思えないからです。
http://mainichi.jp/articles/20170208/k00/00e/040/332000c
(しかしこれも考えると、差し戻されてのやり直し裁判について、破棄されている原判決に対して「控訴しなかった」ことが影響するというのも、ちょっと意味が良く分からない。一審そのものが破棄されたのだから、控訴していたかとか関係なさそうな気がするのだが。)

 破棄された原判決では「男女トラブルの殺人で被害者が1人の量刑の中ではほぼ上限に位置づけられる」とされていたが、差し戻し審理で求刑の段階から有期刑に限定されたのは、この最初の裁判での「男女トラブルの殺人で被害者が1人」という紋切り型で犯罪実態にそぐわない量刑判断が、やり直し裁判でも踏襲されたことになるだろう。
 以前も述べたが、この裁判が最初から犯人が犯した罪に正面から向き合ったものだったら、「男女トラブルの殺人で被害者が1人」などといった無機質な量刑判断にはならず、無期懲役の判決もあり得たと思うし、それが妥当な量刑だと私は思っている。遺族は死刑を望んでいたが、犯人はそれ位の重罪を犯しているし、全く反省する気配もない。この差し戻し審は、そういう犯人が犯した罪に正面から向き合うための「やり直し裁判」であるはずだと私は思っていたのだが、そういうことではなかったらしい。最初の一審で事件に真剣に向き合い判決を出した裁判員の方達の苦労や思いを無にしてまでも差し戻されたのは、結局「裁判の形が悪かったので、体裁を整え直しました」という裁判所のアリバイ作りに過ぎなかったのかも知れない。
 そもそも、ストーカー被害を相談したその日に殺されるという警察の不手際も悔やまれるこの事件で、さらに裁判でも差し戻しという不手際が起きてしまった。司法に振り回され裏切られ続けた遺族のことを思うと、胸が締め付けられる思いがする。

 これで懲役22年の刑が確定したわけだが、2013年の逮捕から未決拘留で3年以上経っているので、刑期はあと19年もない。事件から22年後の2035年、被害者の両親が80歳を超える頃に、犯人は40歳そこそこで刑期を終える。場合によっては30代で仮釈放されるかもしれない。被害者遺族にとって自分の人生が終わりに近づく頃、自分の娘を殺し嬲り者にした男が社会復帰し、40歳からの新しい人生を始めるのだ。被害者遺族にとってこれほど惨いことがあるだろうか。

 昨年末の議論で、改めてブログにまとめ直そうと思っていたのを忘れていたのだけど、書き直すのも大変なのでコピペ。内容は、結論ありきな人達が噂を広める会で、「あの日」に書かれたSTAP幹細胞のTCR再構成の記述に矛盾があるとして、小保方さんの嘘を暴いたと言って盛り上がっているのを見かけた為、「あの日」の記述と調査報告書の間に齟齬はないことを説明したもので、その際に時系列に沿って振り返るうち逆に若山証言に矛盾があることが判明したというもの。

~以下コピペ(一部修正)~
http://blog.livedoor.jp/pyridoxal_phosphate/archives/57682248.html#comments
7444-7447.
それから、感想さんはTCR再構成の件で小保方さんの嘘を暴いたそうですが、本当にそうなんですか?
「桂報告」「捏造の科学者」「あの日」それぞれ時系列が違っているとの指摘がありましたが、取り敢えず「捏造の科学者」は置いといて、桂報告と「あの日」を時系列に沿って見てみて下さい。桂報告書には「再構成が確認されなかった」という文言が2回登場していている点が注目ポイントですね。桂報告書と「あの日」と時系列を合わせて並べると次のような感じで対比することが出来ます。

1.
(あの日)
STAP幹細胞のTCR再構成については、当初若山研のスタッフによって解析が行われた。その時の結果では調べられた8株のうち2株にはTCR再構成があるようだったが、その実験にはコントロール実験がなく、結果の正確さは担保されていなかった。
(桂報告)
小保方氏は TCR 遺伝子再構成に関する実験を開始し、STAP細胞を含む細胞塊、一部のSTAP 幹細胞に TCR 遺伝子の再構成が見られる~~~~


2.
(桂報告)
STAP 細胞を含む細胞塊、一部のSTAP 幹細胞に TCR 遺伝子の再構成が見られることを CDB 若山研で最初に報告した。
(あの日)
(プログレスレポートについて記載なし)


3.
(桂報告)
しかし、後に 8 系統の STAP 幹細胞の TCR 遺伝子の再構成を確認したところ、再構成は確認されなかった。なお、この8系統は小保方氏が継代培養を繰り返していた細胞であった。
(あの日)
そのため私が後日、自分で確認の実験をコントロール実験と同時に行ったところ、どの細胞株からもTCR再構成は観察されなかった。


4.
(桂報告)
さらに、この実験は小保方氏の依頼で、CDB 若山研メンバーによる TCR 遺伝子再構成の確認実験が行なわれた。しかし、この CDB 若山研メンバーの実験ノートによれば、実験の結果 TCR 遺伝子の再構成は確認されなかった。
(あの日)
(若山研メンバーに確認依頼した件について記載なし)


桂報告書で2回登場している「再構成は確認できなかった」ですが、前者には主語がなく後者の若山研メンバーによる確認実験が『小保方氏の依頼で』行われているのは、小保方さんが自分で確認した実験で見られなかったので、もう一度確認して欲しいと依頼したと解釈するのが自然です。
また、冒頭の『小保方氏は TCR 遺伝子再構成に関する実験を開始し』となっているのは、自己点検報告書でも見られたのと同じく、若山さんの指示で実験が割り振られていたことを隠していた若山証言が基になっているからと思われます。

上記を踏まえて事実の解釈
1.2.プログレスレポートでの報告は若山研スタッフが解析したものを根拠としていた。

3.結果の正確さが担保されていないため、後で自分で確認実験を行ったところ、再構成は確認されなかった。

4.自分でやった実験で確認できなかったので、若山研メンバーに再度確認して欲しいと頼んだ。すると若山研メンバーでも再構成は確認できなかった。


つまり、桂報告と「あの日」の間に齟齬はなく、大きく矛盾しているのは捏造の科学者に登場する「若山研関係者の証言」ですね。
「ところが、小保方さんが翌週にもう一度調べたら、数株でうっすらと痕跡が見えたんです」
捏造の科学には、こうした如何にも怪しげな「若山研関係者の証言」が登場します。週刊誌では「サンプルをコソコソと捨て始めた」という話もありましたが、出所は全部同じ人だと思います。間違いなく虚偽の情報を流している「若山研関係者」がいますよね。

ところで、STAP幹細胞にTCR再構成がないことは、丹羽さんも笹井さんもみな共著者間で共有された情報であったのだし、報告書にも『後の小保方氏自身の実験、および CDB 若山研のメンバーに確認を依頼した実験では TCR 遺伝子の再構成を認めるに至らなかったことから、実験データに不整合が存在したことは明らかである』と書いてある通り、若山さんも当然知っていた情報ですね。「若山研メンバーの実験ノート」にもハッキリ書かれていた訳ですし、客員の小保方さんが若山さんに無断で若山研メンバーを使うなんてあり得ませんよね。

若山さんが論文撤回を決意した理由として、「TCR再構成がSTAP幹細胞で認められないことがプロトコル・エクスチェンジで判明したこと」というのが挙げられていますが、感想さんが蒸し返したお陰で逆に「若山さんの嘘」が判明しちゃいましたね。


7480.

噂を広める会で過反応とか言われちゃいましたが、「小保方の嘘がバレた!」と言って盛り上がってる人達がいたんで「そんなことはないのでは?」ということを7445-7446で時系列に沿って示しただけなんですけどね。嘘つき呼ばわりを訂正するのは「過反応」なのでしょうか。

まあ、小保方さんの「スタッフが解析したもの」という話を信じない人がいるのは分かりますが、「あの日」と「桂報告書」との間に齟齬はないことくらい理解して欲しいですね。で、捏造の科学者に書かれている方の時系列がおかしいので、マスコミに虚偽情報を流している「若山研関係者」がいると指摘しました。ついでに、桂報告書をよくよく見ると、若山さんがTCR再構成がないことを知らなかったということは「あり得ない」ことが分かったので、逆に「若山さんの嘘が判明」とも書きました。

但し、須田記者がまったくの捏造記事を書いた可能性も残っているので、桂報告書が正しいことを前提にすれば、須田記者が捏造記事を書いたか虚偽情報を掴まされたかのどちらかになります。これって陰謀論なんですかね。

まあ、客員の小保方さんが若山さんに無断で若山研メンバーに確認実験を頼んで、尚且つ若山研メンバーからも若山さんに報告がなかったという「あり得ない連絡ミス」があった可能性もゼロではありませんけどね。「普通に考えれば連絡ミス」というのはちょっと私の「普通」とは感覚が違いますね。これって私が「陰謀脳」なのかしらん。おぼさんも少しくらい若山さんの言動を疑ってみた方がいいんじゃないですかね。


7486.

噂を広める会では、また時系列をシャッフルして出鱈目なこと言ってる人がいるようですが、TCR再構成の確認実験は笹井さん達が関わる前の話です。

自己点検委員会鍋島氏の説明。
『8株のうち3株がTCR再構成があることが若山研のプログレスレポートで報告されています。そのあと無くなったという報告はプログレスレポートで報告されていません。12月の笹井先生が論文を作るという段になった時にその8個については既に再構成が確認できない事態になっていたというのが分かっていまして、いつそうなったのかについては小保方氏から聞かざるを得ないのでどの時点かについては分かっておりません。事実だけは笹井氏と丹羽氏と小保方氏が認識していたことは間違いありません。』
https://www.youtube.com/watch?v=VzqtGgG-nXE&nohtml5=False1 1時間11分頃

『12月の笹井先生が論文を作るという段になった時にその8個については【既に】再構成が確認できない事態になっていた』という説明で、笹井氏が関わる以前から判明していたことが分かります。
それにしても、若山研時代の話なのに「小保方氏から聞かざるを得ないので」などと、若山さんの責任を完全にスルーしているところが、この調査の異常さを物語っていますね。

7490.
若山研メンバーの確認実験が、笹井さん達が参加する以前の若山研時代に行われていたことは明らかなので、連絡ミスによって若山さんが知らなかったということはあり得ません。

それを前提にしたひとつの仮説。

笹井さんが論文指導で関わるようになって以降、若山さんの立場は次第におミソ扱いされていて、殆ど議論にも参加していなかったように見えます。だから「責任著者を降りたい」という話にもなったのでしょう。
そして実は、TCR再構成については丹羽さんが「慎重であるべき」と言ったのと同じように、若山さんとしてもTCR再構成は入れたくなかったのではないか。だって消えてしまっているのだから。しかし、笹井さんの手によってどんどん説得力のある論文に仕上がっていく中ですっかり任せてしまった。そして論文はネイチャーに採用され、華々しい記者会見の場にも立った。

ところが、発表直後から間違い探しの祭りが始まり、疑惑をかけられ放題になった挙句に、プロトコルエクスチェンジでさら炎上。その上博士論文画像流用なんて話まで出た。

若山さんにとっては、報道されたように「TCR再構成がなかったことにショックを受けた」のではなく、プロコルエクスチェンジでTCR再構成がないことが「クローズアップされた」ことがショックだったということ。普通であれば、間違いなくSTAP幹細胞を作った若山さんに疑惑が向くことになるはずです。まさに「自分の責任にされてしまう」事態です。
そこで大芝居を打つことにした。3月10日の論文撤回呼びかけと、それ以降の論文撤回にかかるドタバタ劇です。

これはただの妄想ですが、ひとつだけ言えることは、TCR再構成が消えていたことを若山さんが知らないまま論文になったなんてことはあり得ないということです。


7494.

客員の小保方さんが若山さんに無断で若山研メンバーに確認実験を頼んで、尚且つ若山研メンバーからも若山さんに報告がなかったという事態があり得るとのことですが、では、もしもそれが事実であったとして、小保方さんは何のためにそんなことをやったのでしょうか。

TCR再構成の確認実験は小保方さんが(若山氏が作成した)STAP幹細胞は本物だと信じていたからこそ行われたものでしょう

仮に小保方さんがES細胞を使っていたとするのなら、改めて自らTCR再構成の確認実験を行い、さらに若山さんに無断で若山研メンバーに頼んで確認実験をさせるのはおかしな話です。もし自分でES使っているのなら、出るわけないのが分かっていながら自分から進んで確認実験をする訳がありません。しかも若山研メンバーにわざわざ追試依頼するなどあり得ません。それでも、演技で確認実験をしていると言い出す人もいるかも知れませんが、もしそうであればどうして若山さんにその演技を見せないのでしょう。

私はTCR再構成の件を若山さんが知らなかったなど「あり得ない」と思いますが、仮に客員なのにPIに無断で若山研メンバーを使って、尚且つ若山研メンバーからも若山さんに報告がなかったという事態が起きて、若山さんが知らない状態であったとしても、「若山研メンバーの実験ノート」は、どちらに転んでも小保方さんがES混入犯ではない強力な証拠だと言えるでしょうね。


7496.

結論ありき界隈からどんどん若山さんが怪しく見える材料を出してくれますね。

『あの日』P.97
「TCRや。リンパ球からやった実験なんやったらTCR再構成の実験をせなあかん。それがあればリプログラミングの決定的な証拠になる。必要な試薬は、持ってる研究員がいるから手配しとくわ」

>小保方さんは西川先生にこういわれたんですよね。小保方さんにTCR再構成の確認実験をしない、という選択肢はあったんでしょうか??

これは、若山さんと一緒に聞いてる話ですね。
問題になっているSTAP幹細胞の方は、「あの日」によれば若山研スタッフの解析でTCR再構成があると知らされたとしています。これがプログレスリポートで報告されたもので、でもあの界隈では「若山研スタッフの解析」というのは信じないのでしょうから、小保方さんの解析だったということにしても別に構いません。
いずれにせよ、この時の実験がTCR再構成があったとしてプログレスリポートに残っている訳です。

西川さんのアドバイスに対して、絶対にやらなければならないのはここまでです。

で、「あの日」によれば、STAP幹細胞の方にはコントロールがないので改めて実験したとされています。これは報告書の「小保方氏自身の追試で失敗」に相当します。そしてこれは、(若山氏が作成した)STAP幹細胞が本物だと信じていなければやらない実験です。また、実験結果が確実なものだったと確認するためには必要な実験ですね。そこでTCR再構成が確認できなかった。報告書では小保方さんの責任を強調するように「追試に失敗」という表現を使っています。

そして若山さんはこの事実を知らなかったと言う。おかしいでしょ。
西川さんのアドバイスを一緒に聞いていながら、しかもSTAP幹細胞は若山さんにしか作れないというのに、STAP幹細胞のコントロール実験の結果が気にならないというのでしょうか。
~以上コピペ(一部修正)~

2月8日追記:
昨日、将棋ソフト使用の不正疑惑を掛けられた三浦九段のインタビュー記事が出ていたが、これと全く同じことがSTAP問題でも起きていたと言えるだろう。
『告発者の理屈で言えば、私が不正をしてまで勝ちたいはずなのだから、わざわざ私が悪い手を、コンピューターが最善手とは思わない手を指す必要なんかないはずじゃないですか? (昨年10月11日に)連盟から呼び出されたヒアリングでも、私はそのことを強調して伝えたのですが、なぜかあまり相手にされなかったんですよ、そういうことを言っても。』

http://ironna.jp/article/5686?p=2

 このように、最初に決めつけがあると「その結論を得るためにはこれだけの矛盾があるよ」といくら説明しても、そこは無視されてしまうことになる。科学界は理研が出した矛盾だらけの結論で「決着済み」にしてしまっている。
 小保方さんの話に聞く耳を持たなかった石井調査委員会の不正認定と、理不尽極まりない不服申し立て却下の経緯も、こうした反省に立って検証される必要があるだろう。そしてまた、調査委員会とは別に動いていた自己点検チームによる「自己点検報告」が不公正の極みであったこと、理研有志と言われる人達の思い込みが、この事件を間違った方向に誘導してしまったことも明らかにする必要があるし、いずれはっきりするだろう。


↑このページのトップヘ