よもや真話

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2016年06月

 小保方さんが公開しているSTAP HOPE PAGEに関して、またぞろ画像改竄疑惑がネット上の研究者の間で広がっていたようだ。

naka-take ‏
@Yuhki_Nakatake  · 616 
ざっくりいうと【おぼちゃん、釈明用のHPでもまた捏っちゃったw】
論拠1HPの写真、成分抽出したら、緑のフィルターの中央部分のSTAPができたって言ってる丸いシグナルのあたりだけ、スペクトルがめちゃ不自然
論拠2:変な丸いそれな、フォトショで大体再現でけたわω・`)
https://twitter.com/Yuhki_Nakatake/status/743257886013284352

シマウサ
 ところが、実はこれは16ビット画像を8ビット画像に落とした時にも同様の現象が起きるようで、サイエンスライター片瀬久美子氏が画像解析に詳しい人に意見を求めた際にも「決定打に欠ける」という返事をもらっている。
片瀬久美子 @kumikokatase  · 616 
例の小保方さんHPSTAP画像の解析がいくつかネットに上がっていますが、画像解析に詳しい人の話によると、やや決定打に欠けるという感じかなと、、、とても怪しいんだけれども。
https://twitter.com/kumikokatase/status/743339249617932290
 文末の「とても怪しいんだけれども」は、恐らく「画像解析に詳しい人の話」ではなく、片瀬氏の認識を添えたものと思われ、片瀬スタイルにありがちなレトリックだ。

 つまり、画像を解析したHopeless Pageなるブログに書かれていることは「なんの証明にもなっていない」ということであり、ピンボケの鵜の目鷹の目で無理やり画像を弄くり回して疑惑をでっち上げた、毎度毎度のオボ叩きの「言い掛り」と言って良いものなのだが、そういった匿名サイトの見解を真に受ける研究者達が現れ、研究者仲間の間でそういった噂が広がるのがSNSな研究者達のお決まりのパターンで、そういう噂を古田彩、片瀬久美子、詫摩雅子ら科学ジャーナリスト達が、捏造発覚とばかりに拡散しまくっている訳だ。

 古田氏の場合はまだ「専門家の意見が聞きたい」として留保を付けてはいるが、片瀬氏は「とても怪しい」という言い方で疑惑を広める方向にコメントし、詫摩雅子に至ってはリツイートしまくって疑惑の拡散に精を出している。こうやって、SNSな研究者の間でまことしやかに流された噂が、油断していると「あたかも事実であるかのように」に広がって行くことになり、ジャーナリストを経由してバッシングが止まらなくなる。これはSTAP騒動の構図そのものだ。
一昨日、三木弁護士がFB上でコメントを出したのも、こうした「流言飛語」がバッシングに繋がることを危惧してのことだったのだろう。

 ところで、この【おぼちゃん、釈明用のHPでもまた捏っちゃったw】というデマの根拠とされたHopeless Pageを作った人物は、以前から盛んに捏造疑惑を広めようとしているようだが、こうしたアラ探しにかける情熱はいったいどこから来るのだろうか。不思議だ。

 小保方さんのホームページのデータについて、代理人の三木弁護士から『理研CDBSTAP検証実験の間に撮られたもので、8月の初旬に検証実験チームで共有されていたもの』という説明があった。

https://www.facebook.com/hideo.miki/posts/1061258997287464

 以前、このデータに関して、STAP問題をメシの種にしている科学ライター粥川準二氏が理研本部に問い合わせた際には以下のような回答を得ている。

 「このグラフが何のバックデータに基づくのかは定かではありません。(STAP現象の)検証においても、たくさんのデータを取っていますが、公開したものが公式のものです。もちろん生データもすべて記録しています。公開していないものも含めて、全てのデータの中で絶対にないとはいえませんが、私どもで調べた限り、一致するものはありません。(ホームページについて)個人のつくったものにはコメントできるスタンスにはありません」(広報室)
https://thepage.jp/detail/20160410-00000002-wordleaf?page=2

 その後、理研に情報公開請求をした人物がいて、理研から「該当する文書が存在しないため、不開示」という回答を得たことを根拠にデータ捏造疑惑を拡散させている。
 そういうこともあってか、理研が外部からの問い合わせに対してどのような返答をしているのか、今回弁護団が尋ねたところ、データに関する情報公開請求を受けた場合には、『理研としては「該当する文書が存在しないため、不開示。」、加えて「当研究所に残っている記録の中には、当該写真に該当すると言える画像はありませんでした。」とも付記しています』との回答があったそうだ。情報公開請求に対して、あたかも「データが存在しない」かのような回答をしていることについては、『理研が公式に公表・保管するデータは検証実験後半からのもので、それ以前のものは理研として正式に管轄していないために、上記のような回答にならざるを得ない』としている。 

 データの開示請求に対して『公式に公表・保管するデータは検証実験後半から』とはいったいどういうことだ。『それ以前のものは理研として正式に管轄していない』というのも意味が分からない。「都合の悪いものを組織的に隠蔽しています」と言っているようにしか見えないのだが。
理研の回答についてはこちらのブログでも疑義が呈されている。
http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/17384155.html

 ところで、このデータが20148月初旬に共有されていたものということは、小保方さんが実験手技の勘を取り戻すために行われた予備実験のデータということになるだろう。
 827日の検証実験中間報告で、相澤慎一氏が『五輪の試合前に、自分のグラウンドで9秒4を出したとしても何の記録にもならないでしょ。』と述べているが、「公式に公表・保管するデータ」という意味が、予備実験の「参考記録」と本実験の「公式記録」という分け方で区別されていると解釈すれば、「実験後半」云々という理研の回答も理解出来ないこともない。しかし参考記録であっても実在するデータには変わりなく、それを微妙な言い回しで「存在しない」かのように公表するのはアンフェアだろう。

 理研の言う「公式に公表・保管するデータ」とは、この検証実験における予備実験として制約のない中で出した「参考記録」が無視され、大きな制約を掛けられた中で出した結果が「公式記録」ということになっているようだ。そして、小保方さんのホームページにある画像は、理研が公式記録と認めていない参考記録のデータを公開したということなのだろう。

 陸上競技では「追い風参考記録」というのがあるが、理研の記録はその逆になっている。予備実験の無風状態で出した結果が「参考記録」となり、大きな制約を掛けられる向かい風で出した結果が「公式記録」となっているということだ。しかも参考記録は「なかったこと」にされている。検証実験のルールとして強い向かい風を与えることが決められており、ルールに従った「公式記録」ということになるのだろう。
 しかし、果たしてこれで「科学的検証」が出来たと言えるのか。
やはり、どう見てもこの不正調査はおかしい。

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